お役立ちコラム

自己破産を躊躇される理由

借金の悩みを解決する方法である債務整理(自己破産、個人再生、任意整理の3つを総称して債務整理といいます)のなかで、経済的な負担が最も小さくなるのは、このホームページで詳しくご説明している「自己破産」になるのですが、債務整理のなかで手続きをされることに躊躇される方、抵抗をお感じになられる方が最も多いのも「自己破産」といえるでしょう。

 

躊躇される理由、抵抗を感じられる理由はお1人お1人異なるのですが、よくお伺いする理由としては以下のものがあります。
・ご自身が借りた借金だから返したい
・子どもの学区の問題で引っ越しが嫌だからマイホームを手放したくない
・自己破産をすると今後日常生活に支障がでるのではないかという漠然とした不安がある

 

まず、1つめのご自身が借りた借金だから返したい、と希望される方については、借金の元本を圧縮できる個人再生という手続きを行うという選択肢があります。自己破産のように借金が全額免除されることはありませんが、借金の元本を大幅に圧縮してもらうことができるため、なにも手続きを行わずに返済をするよりも相当経済的なご負担は小さくなります。
(個人再生について、詳しくお知りになりたい方はこちら

 

次に、引越しをしたくないからマイホームを手放したくない、という点については、自己破産をする場合でも、すぐに引っ越しをしないといけないというわけではなく、一定の期間引き続きマイホームに住むことができますので、時間をかけて、子どもさんの学区内で賃貸物件を探していただくことが可能です。ご家族の思い出がたくさんつまった大切なマイホームを絶対に手放したくないという思いは当然のこととお察しいたします。しかし、借金について悩み苦しむ姿はご家族にとってもつらいものであるでしょうし、今後子どもさんの教育費や、将来ご家族にかかる支出等を長いスパンで考えると、自己破産をしていったん借金をリセットすることで健全な家計状況となる可能性が高いので、それらのメリットデメリットを比較していただき、じっくりご検討いただければと思います。

 

最後に、自己破産について漠然とした不安を感じられるという点についてですが、自己破産をしても日常生活を送ることは当然可能です。自己破産についてよくご質問を受ける事項についてはQ&Aのコーナーで詳しくご説明をしていますが、もし他にもご不安に感じられる点がありましたら、無料相談をご利用いただき、何でもお気軽にご質問いただけれればと思います。

2021.08.03

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